平成18年2月27日の2町合併から10年を節目として、合併の効果や課題について検証を行ない、その結果を市民のみなさんと共有するとともに、今後のまちづくりに生かしていくことを目的としてこの報告書を作成しました。
なお、検証は以下の4つの視点で行ないました。
(1)財政面に関する検証
合併後の財政基盤を一般会計の決算を基に検証を行ないました。
なお、平成28年度決算については、熊本地震復旧・復興経費の影響が大きく、比較が困難であるため、記載していません。
(2)合併協定項目に関する検証
合志西合志二町合併協議会で協議し取り決めた合併協定項目のうち、市民生活への影響が大きいと思われる項目を抽出し、検証を行ないました。
(3)新市建設計画に関する検証
新市のまちづくりの方向性を定めた新市建設計画に示した事業や財政、組織などの行政運営が、どのように推移しているか検証を行ないました。
(4)市民アンケートに関する検証
合併に対する市民の意見を把握するためにアンケート調査を実施し、その結果に基づいて検証を行ないました。