妊娠中に新型コロナウイルスに感染しても、基礎疾患を持たない場合、その経過は同年代の妊娠していない女性と変わらないとされています。しかし、妊娠後期に感染すると、早産率が高まり、妊婦本人も一部は重症化することが報告されております。
人混みを避ける、こまめに手を洗うなど日頃の健康管理を徹底してください。
(1)密閉空間、(2)密集場所、(3)密接場面、という3つの「密」が同時に重なるような場所を避けてください。
新型コロナウイルス感染症の重症化のリスク因子として、高齢での妊娠、肥満、高血圧、糖尿病などが報告されております。
このような背景を持つ妊婦の方は、特に感染予防に注意をしてください。
各都道府県において、妊婦の方が罹患した場合の周産期医療提供体制の整備など、安心・安全な分娩の実現に努めています。
新型コロナウイルスに感染した妊婦の方は、かかりつけ産科医療機関と分娩先などについてご相談ください。