合志市では、市制施行15周年を記念して、ハンセン病問題をテーマに、映画監督の中山節夫さん(合志市出身)と俳優の竹下景子さんが対談する啓発DVD「あつい壁に虹のかけ橋を」を制作しました。
中山監督はハンセン病問題を取り扱った「あつい壁」(昭和45年公開)や「新・あつい壁」(平成19年公開)を制作されています。また、竹下さんは全国の療養所の入所者と交流を続けられています。
このお二人が国立療養所菊池恵楓園(合志市)で“社会に正しい理解を深め、差別や偏見をなくすためには”をテーマに映像の世界の表現者として生きる立場から文化と芸術が持つ社会に訴える力など、さまざまな意見をお伺いしました。
この作品は、ハンセン病に対する差別心という心の中のあつい壁を市民が一体となって乗り越えるため、美しい虹のかけ橋をかけて、差別をなくしていこうとの思いが込められています。
今回作成したDVDは、西合志図書館、ヴィーブル図書館、泉ヶ丘図書館をはじめ、人権啓発教育課、人権ふれあいセンター、合生文化会館において貸し出しをしております。
ぜひ、ハンセン病問題の啓発にご活用いただき、人権を守り差別のないまちづくりにご協力ください。
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俳優 竹下景子さん | 撮影光景 |
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撮影光景 | 映画監督 中山節夫さん (合志市出身) |
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恵楓園長・自治会の皆さんと | 対談光景 | 市三役(右から中島教育長、荒木市長、濵田副市長)との対談 |
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胎児慰霊碑の前で | DVD作品ジャケット | タイトル名にもなった「あつい壁」の前で |
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かえでの森こども園の園児の発表を鑑賞 | 園児と交流する二人 |