10月26日(木曜日)に、合志庁舎で「合志市中小企業等ステップアップ塾」を開催しました。
地域の経済、雇用を支える中小企業・小規模事業者の景気状況は緩やかな改善傾向にあるものの、経営者の高齢化や人材不足の深刻化等といった構造的な課題が進行しています。
合志市は、中小・小規模事業者が抱える経営課題の解決や今後の事業展開等を検討するに当たって必要となる情報(国等の支援制度・施策等)を広く提供することにより、市内中小・小規模事業者の活性化に向けた動きを応援する「合志市中小企業ステップアップ塾」を開催しています。
今回は、近年急速に発達している「IT技術」をテーマに開催。
市内企業によるIT技術の導入事例発表のほか、ITコンサルタントによるワークショップが開催されました。
[概要]
〇中小企業等に求められる今後の戦略について
合志市商工振興課 課長補佐 村田昭蔵
中小企業を取り巻く状況や、国の支援施策について説明しました。

〇ITを活用した経営に取り組む事例発表
株式会社セイブクリーン 代表取締役 坂井さゆり 氏
同社における20年に及ぶIT技術導入の流れや現在運用しているシステムの説明、
業務や従業員に及ぼす効果について説明されました。
IT技術の導入は業務改善・効率化につながっただけでなく、従業員のモチベーション
向上にも繋がり、従業員の確保にも役立っているのではないかとのことでした。

事例発表をする坂井社長(左)

〇「戦略的な攻めのIT経営」~自社の宝物を発見し、輝かせる方法~
アイティ経営研究所 代表 中尾克代 氏
中小企業がIT技術の導入を検討する際に、何に着目して取り組んでいけば良いのか
について、説明とワークショップをされました。
ワークショップの後には、参加者全員が発表され、自社についての分析を深めていま
した。

説明をする中尾代表

参加者全員による発表