６月８日(木)、本年で結成２０周年を迎えた竹細工愛好会(藤木敏章会長)の皆様が市長を訪問されました。
藤木会長は、本会の創立者であり創立以来会長職を務められています。現在会員は１３名で、毎月２回市内の公共施設において、定例会を開催し、技術修得のため竹細工に関する情報交換や、相互の技術向上、新作品の創作などを行っています。また、ボランティア活動の一環として、小学校や保育園で竹とんぼや竹馬つくり、ヴィーブル教室や三つの木の家で門松作りや竹かご編みの実演・技術指導を行っています。
本日は、２０周年の節目に本会の活動と技術を示した記念作品が、市に寄贈されました。
寄贈された結成２０周年記念作品
この作品は、昨年末の竹材料の採取・油抜き作業に始まり、ひご作り、竹編みの過程を丁寧に進めて約５ヶ月で完成されました。日ごろ壁掛け用として編まれる作品の一種をできるだけ大きめに作成(１．５ｍ)し、材料は市内の真竹を高温で油抜きを行って白竹にし、これを染料で褐色に染めた色竹を用いています。中心部が結びあじろ編み、周辺部分は輪口編み、また縁部は籐の芯巻きから構成されています。
作品は、合志庁舎１階ロビーに展示させていただきました。
市長と竹細工愛好会の皆様