SP防災士育成プロジェクトメンバーが「ありあけ防災館」で研修を行いました
12月14日(土曜日)、SP防災士育成プロジェクトの一環として、玉名市にある「ありあけ防災館」に、プロジェクトメンバーと合志市防災士連絡協議会役員が研修を行い、災害に関する基礎的な知識を深めました。
SP防災士育成プロジェクトは、合志市防災士連絡協議会の事業として今年度から開始しており、これまで9回の訓練や講義を行ってきました。今回は、科目のひとつである「防災基礎」として、本施設を研修しました。
ありあけ防災館は、玉名市にある有明広域消防本部内にあり、パネル展示や映像、体験を通じて、防火・防災に関する知識を学べる体験型の防災学習施設です。
はじめに、施設を管理する職員から東日本大震災に係る講義を受けました。「釜石の奇跡」と「大川小学校の悲劇」について、避難行動という視点からこの出来事を紹介され、現場での判断力と対応力、決断力の重要性を改めて感じることができました。
次に、「ありあけハザードシアター」において、地震や台風・大雨、土砂災害といった災害を再現し、その恐ろしさを体感できるもので、台風による倒木や車両の転倒など、そのリアルな映像に驚きました。
また、煙避難体験では、煙をリアルに再現されており、視界の悪い中での避難行動を体験しました。パニックに陥ることなく、落ち着いて、行動することの難しさを感じました。
その他、水消火器による消火体験、火災発生時の119番への通報体験、化学車やはしご車などの消防車両の説明など実際の災害発生時を想定した体験や研修を行ったことで今後の防災活動の参考となりました。

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東日本大震災に関する講義 | 映像による災害体験 | 火災発生時の119番への通報体験 |

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水消火器による消火体験 | 消防車両見学 | 参加者の集合写真 |