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【No.17】スキルアップ訓練(4)「災害対応(実技)訓練」を実施しました

最終更新日:

 

防災士のスキルアップ訓練として「災害対応(実技)訓練」を実施しました。

 合志市防災士連絡協議会は、SP防災士育成訓練と兼ねて、スキルアップ訓練の4回目を実施しました。
 本訓練は、西消防署員9名とSP防災士指導員1名の指導の下、応急救護訓練、救出救助訓練、消火訓練を行いました。
 当日はSP防災士育成要員7名を含む21名が訓練に参加し、火災に関する基本的な知識や負傷者等への処置、救助資材等の取り扱いなど災害対応の基本的な知識や技能を習得することを目的として、実技と座学を組み合わせた訓練を行いました。

 

訓練概要

開催日:1月18日(日曜日)
場 所:合志市防災拠点センター
内 容:
(1)  応急救護訓練
ア トリアージ
 負傷者を重症度や緊急度に応じて振り分けるトリアージの考え方、START法の要領、そして防災士が行うトリアージについて講義を受けました。 
 特に、防災士としては、負傷者が多数発生した際にトリアージタグがない場合や判断に迷う場合でも、まずは自力で歩ける者と死亡者とそれ以外を区別することが先決であり、できることを確実に実践することが重要だと学びました。

イ 心肺蘇生法
 AEDを使用した救命処置の手順として、人形を用いた胸骨圧迫の要領とAEDの使用法について実技訓練を行いました。忘れがちな器材の操作要領や呼吸がある場合の処置要領について再確認し、定期的な訓練の必要性を再認識しました。

ウ 外傷時の処置
 止血法や骨折時の手当について、概要を理解しました。
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(2)  救出救助訓練
ア 座学
 火災の基礎的事項、水防方法の基礎、救助用資機材の説明、車両等からの救出要領について講義を受けました。特に、車両等からの救出における防災士の基本的な立場として、「無理な救出は行わない」「二次災害防止・初期対応・連携が主な役割」であることを再確認しました。また、防災士の心得として、「助けたい気持ち」よりも「安全と連携」を重視すること、救助は専門家であるプロに引き継ぐこと、そして記録・情報提供も重要な支援であることを改めて確認しました。

イ 実技
 ロープの結索法として、巻き結び、もやい結び、本結びの3種類の要領を行いました。継続的な訓練がなければ忘れてしまうため、今後も会員に向けて訓練を計画する必要性を感じました。
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所感 ~活動成果~

 参加者からは、「忘れていたことを思い出すきっかけとなった」「とても有意義な訓練だった」といった所見が寄せられました。応急救護については、防災士資格取得時に普通救命講習の修了が必須であるものの、いざという時に適切に行動するためには、継続的に訓練を重ね、知識と技能を常に備えておくことの重要性を痛感しました。
 また、今回の訓練では、負傷者の搬送、資器材の使用、土のう作りなどの実技を行うことができませんでした。これらは実際の災害現場で必要となる重要なスキルであり、今後の訓練での実施が望まれます。
 また、ロープの結索法のように、一度習得しても継続的に実践しなければ忘れてしまうスキルがあるため、定期的な復習機会の提供が課題です。
 防災士として「助けたい気持ち」と「安全と連携」のバランスの重要性を再認識したものの、それを実際の行動に繋げるための具体的な判断基準や訓練がさらに必要であると感じました。

 

今後の展望

 今回のスキルアップ訓練を通じて得られた学びと課題を踏まえ、合志市防災士連絡協議会は、防災士の知識と技能の更なる向上を目指して、実践的スキルの習得と維持に努めていきたいと思います。
 今回実施できなかった負傷者の搬送や資器材の使用、土のう作りなど災害時における実践的なスキルについて、参加者が体験を通じて習得できる機会を設けたいと思います。また、心肺蘇生法やAEDの操作、ロープの結索法など定期的な反復練習が必要な訓練は、支部単位での訓練の場を活用していただき、スキルの維持・向上できる環境を提案したいと思います。

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