市防災士連絡協議会が市と連携し、西合志東小学校の小学4年生を対象に市出前講座である「避難所運営ゲーム(HUG)」の支援を行いました。
出前講座実施日:令和8年2月26日(木曜日)、3月2日(月曜日) 計2日間
参加者:協議会防災士10名、西合志東小4年生(4クラス、計141名)※各日2クラスずつ実施
支援内容:HUG進行の補佐
1、支援の目標
今回の出前講座は小学生4年生を対象としたHUGとなっているため、小学生が防災に関心を持てるよう、市と連携し、以下の目標を掲げ、児童向けに工夫しました。
(1)目標:「HUGを体験して、避難所で自分にできることを考えてみよう」
(2)児童向けに工夫したこと:
・カード形式の採用
避難者のカードと同様に、受付場所や4人用仕切りなどのアイテムをカード化し、地図上に配置していく形式を採用しました。
・防災士によるサポート
各クラス6グループ(1グループ5〜6名)に我々防災士が配置され、児童への状況付与や進行・ルールの不明点に対するアドバイスを行いました。
2、出前講座の様子(児童たちの主体的な取組)
講座時間中の児童たちは、次々と出されるイベントや避難者の案内先について、熱心に話し合い、協力して決めていました。
(1)活発な意見交換
・「ごみ箱の配置はどこがいいか?」という問いでは、高齢者や体の不自由な方への配慮から体育館内に配置する意見と、
衛生面から体育館外に配置する意見に分かれ、活発な議論が交わされました。
(2)気づきの瞬間
・妊産婦の案内先について「つわりがあるからトイレの近くがいいのでは」という意見が出た際には、防災士も感心する場面が見られました。
3、振り返りと学び
HUG終了後の振り返りでは、児童たち自身の考え方を聞いたり、盲導犬の取り扱いについて説明したりしました。
子どもたちの意見から、私たち防災士も多くの気づきを得ることができ、今後の活動の参考となりました。
4、児童たちの感想
参加した児童からは、以下のような感想が寄せられました。
・「様々な人が避難してきて、どこに案内するか難しかった。」
・「色々な場所を決めるのに苦労した。」
・「実際に災害が起きて避難所を運営している人は大変だなと思った。」
・「意見をまとめるのは大変だと思った。」
HUGを通じて、自分にできることとして「ごみ拾いができる」「トイレ掃除ができる」などの発表を聞き、「お互いを思いやり、助け合う気持ちの大切さ」に気づいてくれたことと思います。今回の体験が、災害時に自身の防災意識を高め、地域社会へ貢献しようとする意識を持つきっかけとなることを願っています。
本協議会は、今後も防災士として、このような地域における防災教育活動に積極的に貢献していきたいと考えております。