合志市防災士連絡協議会は合志市総合センターヴィーブル「サブアリーナ」および合志市防災拠点センターで、第一期生SP防災士育成訓練の仕上げとなる総合訓練と、防災士の第5回スキルアップ訓練として「避難所の開設・運営訓練」を実施しました。
訓練日:令和8年3月7日(土曜日)
訓練場所:合志市防災拠点センター及び合志市総合センターヴィーブル「サブアリーナ」
訓練内容:避難所開設・運営訓練
(1)机上訓練(8時30分~10時00分) ※第一期生SP防災士育成要員7名
(2)実働訓練(10時00分~11時00分) ※第一期生SP防災士育成要員7名、その他協議会防災士27名 計34名
(3)振り返り(11時00分~11時30分) ※第一期生SP防災士育成要員7名、その他協議会防災士27名 計34名
研修者(見学者):阿蘇防災士連絡協議会5名
訓練は午前9時に大規模な地震が発生し、各区の自主防災組織が避難所の開設・運営を依頼され、午前10時から避難者を受け入れるという想定で行いました。訓練では、SP防災士育成要員が「避難所運営委員会」として、その他の参加防災士は「支援防災士」および「避難者」として参加し、本番を想定した訓練を行いました。
1、机上訓練【避難所運営委員会としての行動】 (対象者:第一期生SP防災士育成要員)
午前8時30分から事前準備として図上訓練を開始しました。
ヴィーブルが被災し「サブアリーナ」のみ使用可能という厳しい状況設定のもと、避難所内のレイアウト、要配慮者室・授乳室・救護室・更衣室な
どの配置、生活ルール、備蓄品の活用方法、支援防災士の運用など、運営に必要な事項を協議しました。
様々な意見がある中、限られた時間内にまとめることの難しさを認識する良い機会となりました。
午前9時30分からはサブアリーナに移動し、図上訓練で決定した内容に基づき、資材の組み立てや設置準備に着手し、避難所の開設に向けた迅速な
体制整備を行いました。
2、実働訓練【避難所開設・運営】 (対象者:SP防災士育成要員、その他協議会防災士)
午前10時から実働による避難所運営訓練を開始しました。
避難者役の防災士が続々と避難してくる中、運営委員会は健康状態や状況(車いす利用者、乳幼児連れなど)に応じた適切な対応を行いました。
また、健康な避難者には、間仕切りやテント、簡易ベット、簡易トイレなどの組み立て・設置協力を依頼し、避難者と運営委員会で会場設営を行い
ました。訓練は参加者全員の連携により、当初の予定よりも早く避難所としての体制を整えることができました。
1、振り返り
午前11時に一連の状況を終了し、参加者全員で振り返りを行いました。
運営委員会からレイアウトの考え方や配置の説明後、女性の視点からの気づきや更衣室の出入り口の向き、簡易トイレの補助手すりの必要性など、
避難者の目線に立った貴重な意見が多数出されました。これらの意見は、今後の訓練やマニュアルの作成に活かしていきたいと思います。
今回の訓練を通じて、避難所の開設準備から運営までの一連の流れを体験し、具体的なイメージを掴むことができました。「やってみなければ分か
らないこと」や「新たな気づき」が多く、大変有意義な訓練となりました。
2、今後の展望
防災士の活動は、資格取得がゴールではありません。
自らスキルアップに努めることが非常に重要です。
合志市防災士連絡協議会では、来年度も引き続き、SP防災士の育成をはじめ、防災士のスキルアップ訓練を企画・実施してまいります。