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【NO.21】第1回スキルアップ訓練及びSP防災士育成訓練「クロスロード」を実施しました

最終更新日:

 

令和8年度の協議会訓練がスタート!

 
 5月12日(火曜日)に、今年度で第2期となるSP防災士育成訓練の開始式が執り行われ、訓練が開始されました。この事業は、地域防災の中核を担うSP防災士を育成することを目的としており、今年度は6名を対象に、全11回の訓練を予定しています。
 なお、そのうち5科目については、防災士連絡協議会会員を対象としたスキルアップ訓練を兼ねて実施いたします。

 

訓練概要

 第1回スキルアップ訓練及びSP防災士育成訓練
 訓 練 日:令和8年5月12日(火曜日)
 訓 練 場 所:合志市防災拠点センター 避難所(1)
 訓練参加者:21名
 訓 練 科 目:クロスロード
◆「クロスロード」とは
 災害時に直面するであろう「究極の選択」を問いかけ、参加者それぞれの判断理由を共有し合うことで、多様な視点や考え方を学ぶことができる防災カードゲーム。

 

訓練内容

 今回の訓練では、例えば以下のような問題に取り組みました。

【問題例1】
「あなたは被災した病院の職員。入院患者を他の病院に移送中、ストレッチャー上の患者さんを報道カメラマンが撮ろうとします。腹に据えかねる。そのまま撮影させますか?」
 
※この問題は、災害医療における患者のプライバシー保護、医療倫理、そして報道の自由といった、複数の複雑な要素が絡み合う状況を提示します。

【問題例2】
「大規模地震発生。押し迫る津波から高台に避難するあなた。後方から避難するおじいさん、走ることができず、明らかに遅れている。あなたは、助けに行きますか?」

※この問題は、災害時の極限状況下における「自己の生命の安全確保」と「他者への支援・共助の精神」という、個人の生命と倫理的な選択の間に生じる葛藤を問うものです。

 これらのクロスロードの問題を通して、参加者は、災害時の緊迫した状況を疑似体験し、正解のない中でいかに最適な判断を下すか、また、自分自身の価値観や判断基準を再確認する機会を得ました。特に、問題2のような状況では、自助・共助のバランスの取り方、瞬時の状況判断の重要性、そして倫理的葛藤にどう向き合うかといった、防災において非常に重要な学びが得られます。

画像1
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訓練所感

 参加者からは、「多様な考え方があることを知り、今後の防災活動の資となった」「自分の判断を見つめ直す良い機会になった」「正解のない状況で、いかに最適な選択をするか深く考えるきっかけになった」といった声が聞かれ、それぞれの選択とその理由を共有することで、災害時の状況判断の難しさや、倫理観、そして様々な視点から物事を捉える重要性を深く理解することができました。
 これからも、地域防災力の向上のため、SP防災士の育成に努めてまいります。

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