平成２６年仕事始め式　市長年頭あいさつ

今年は「元気・活力・創造のまちづくり」をテーマに

みなさん明けましておめでとうございます。

今年は、９日間という長期に渡る休みでしたが、元旦から昨日まで、毎日すばらしい太陽が昇っていく姿を見ることができました。本当に今年一年、日本にとっても合志市にとっても、穏やかな幕開けになったのではないかとあらためてお慶びを申し上げたいと思います。

昨年は安倍内閣の下で様々な改革が行われました。また、外交、防衛をはじめとし、国内外における色々な問題・課題で、大きく揺れ動いた一年ではなかったかと思います。今年、私たちの仕事にとっても消費税の増税などは、市民の方々の苛々が募ってしまうのではないかという心配な面もあります。しかし、経済が立ち直っていくには、またその裏側で、やはり社会保障の財源がしっかりと安定しなければ、今を必死に暮らしている多くの国民、市民にとっても、将来に渡っても、この一年が不安な年になってしまい、重ね合わせると避けては通れない問題にもなると思います。

私は、今年一年キャッチフレーズとして、「元気・活力・創造のまちづくり」をテーマとして上げさせていただきました。

「元気」というのは、やはり市民の方々が日々健康に毎日を安心して暮らすことができる社会。こういう社会を行政が率先して作っていくということが大きな責務であろうかと思っています。

「活力」というのは、この地域で働く人、商売をしている人、または色んな将来に対して雇用を求めている人達の頼りになるのは、やはり経済の活力です。その地域の元気を示すことにもなりますので、活力というものを見出していくため、様々な手法を駆使し、これを求めて行く私たちの努力というものが必要になるのではないかと思っています。

もう一つは「創造のまちづくり」、新たなまちづくりにチャレンジしていく年です。いくつかの拠点を整備していくこともそうですが、日々の仕事の中で疑問というものを持って、この事業がはたして市民のために役に立っているのか、市民が望んでいるのはどういった施策なのか、また今やっていることを継続していくことに対し費用対効果はどうなのか、こういったものをしっかりとみなさま方は常日頃から考えていかなければなりません。こういう努力というものは、中々市民の方々のご理解とご協力をいただくには時間がかかってまいります。そこでいらいらせず、慌てることもなく、やはり一つ一つていねいに応えていきながら市民の方々の理解を深めていくことが必要です。この努力は一朝一夕に出来るものではないと思っています。今まで同様、今年も引き続きこういった一つ一つの積み重ねの中に、しっかりと理解と協力をいただけるような環境というものを作っていく責務と努力が私たちには必要であると思っています。なによりも今年一年がみなさまにとって、本当に頑張った、そして、この合志市、市民が元気になったと、こういった場面を増やして行けるよう、とにかく頑張っていただきたいと思います。

今、熊本県下を見た中で、やはりこの熊本市周辺が一番元気と活力を作りやすい場所でもあります。また、この地域に元気がなくなってくるということは熊本県全体の力も低下することにもなりかねません。牽引していくという一つの自負を持ちながら、私たちは、熊本市周辺地域がこの熊本県の元気印ぐらいの評価ができるように頑張っていきたいと思います。

今年一年、穏やかに、そして何よりも市民のみなさま方の幸せづくりのために精一杯頑張っていきたいと思いますので、本年も昨年同様変わらぬみなさま方のご支援とご協力をあらためてお願い申し上げ、日本が平和で、そして国民が幸せな暮らしがしっかりと作れるような一年になってもらうように念願をしておきたいと思います。

どうぞ今年みなさま方には健康と活力を持って挑戦をしていただきたいと思います。

私は２８日から昨日まで一つの願掛けをしました。休みの間に１００キロ走りたいと思いまして、１日10キロから15キロを毎日走りました。おかげで120キロを走破することができました。こういったふうに自分に願掛けをして、そしてその「願」というものは、何のためなのか。これは健康を司るということだけではなくて、やはり活力というものをこの合志市にしっかりと導いていきたいと、そんな気持ちで走らさせていただきました。是非、みなさま方も今年一年、何かこれをやってみるという目標をあらためて作って、頑張っていただきたいと思います。

これをもって、私の訓示とさせていただきます。

　以上のことを職員に話しました。

本年も、市民皆様のご協力をお願い申し上げます。