｢住みたい｣｢住み続けたい｣と思う「ふるさと合志」に
新年あけましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて昨年は、国において人口減少を踏まえた地方対策とする、「まち・ひと・しごと創生基本方針」が閣議決定されました。これを受け、本市におきましては、合志市まち・ひと・しごと創生総合戦略有識者会議や市議会及びパブリックコメントでのご意見、ご提案を踏まえて、「合志市まち・ひと・しごと創生総合戦略」と「合志市人口ビジョン」を策定しました。また、「合志市総合計画第2次基本構想」も策定し、将来都市像を「元気・活力・創造のまち」、横断的課題を「健康都市こうし」とし、市の新たな８年間の進むべき道を示したところです。
このような中、本市では、一貫して取り組んできました市民の皆さまの健康と市の財政の健康の実現、すなわち「健康都市こうし」に向けて、国が進める「地方創生事業」を活用し、さまざまな事業を展開いたしております。
昨年７月には地域活性化と子育て世帯の支援を通じた市内商工業の振興を目的とする「プレミアム付商品券」の販売、８月には、天草市・上天草市と相互の地域経済の活性化に取り組むとする広域連携協定を締結、９月には健康の大切さに気づいてもらうきっかけづくりを提供する「ウエルネスシティこうし」を設立し、市内公園などの専用コースで歩いた距離をポイント化し買い物に使える「よかとことこウォーキング」の取り組みも開始しました。１１月には、秋祭りとの同時開催で「ウオーキング大会」の開催、この他にも、「合志市誕生１０周年記念事業」と銘打って「カントリーパークリレーマラソン」や「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」、(株)タニタより講師を招いて「健康フォーラム」の開催など「健康都市こうし」の実現に向けてさまざまな事業を展開しました。この私が目指す「健康都市こうし」は「健康都市」から「健幸都市」へと夢をつなぎ「健康幸福のまちこうし」にすることです。
さて、本年は合志市の誕生からいよいよ10周年を迎えます。2月27日には合併10周年記念式典を予定しており、市全体で喜びを分かち合うとともに、未来へのさらなる発展に向けて、決意を新たにする機会としてまいります。
また、市議会や市民の皆様とともにこの10年を振り返り、そして次の10年に向け、｢住みたい｣｢住み続けたい｣と思っていただける「ふるさと合志」づくりに精一杯邁進していきたいと思います。
新しい年が皆様にとりまして健やかで実り多い年でありますよう、心からお祈り申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。