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平成30年度年度始め式  市長訓示

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【市長訓示】

 

平成30年度の年度始め式に当たりまして、訓示を申し上げます。

 私にとっても本日から3期目がスタートすることになりました。改めて、これまで職員の方々に支えていただいたことに心から感謝を申し上げます。

引き続きこれまでと変わらず、誠心誠意、市政に取り組んでまいる所存ですので、今後とも宜しくお願いします。

 

 さて、早いもので熊本地震の発生からまもなく2年が経過いたします。

 復興まちづくり計画においては、2年間の公共施設等の復旧期を経て、今年からは発展的復興として、防災拠点施設や都市公園の防災機能強化などの整備と合わせ、地区防災計画の策定や防災士の養成などソフト面も含め、より安全なまちづくりに向けた努力が始まります。

 

 まだまだ不自由な生活を送られている市民の方々も多くおられます。引き続き、被災者の暮らしを一日も早く再建することを最優先に、また、そのような方々も含め市民の皆様から「信頼」を得るための努力をしていただきたいと思います。常々申しておりますが、単に「前例がない」という言葉は使わないで欲しいと思います。前例が無くとも経験が無くとも、何が市民の方のためになるかということを第一に考え、立ち向かう勇気を持って、事務に取り組んでいただきたいと思います。

 例えば我々に悪意がなかったとしても我々の不注意から結果として市民に害をなすことがあっては、信頼を裏切ることとなります。我々は、行政のプロとして常に心して真摯な姿勢で仕事に取り組んでいただきたいと思います。

 

 また、防災機能を兼ね備えた増築庁舎が本庁舎北側に完成し、来月には健康福祉部も含め庁舎が一本化されます。そのことによって市民の皆様方の中には不安を抱いている方がおられるかもしれません。それに対しては誤解がないようにしっかりとした趣旨を説明したうえで、紳士的な対応をお願い申し上げたいと思います。

 

 さて、本年度も人事異動と機構改革を行ないました。新たな部署に就くのも、その部署に引き続き留まるのも、それぞれの意義があります。また、どの部署も市民福祉の増進のため、市政発展のため、持続可能なまちづくりのために欠かすことのできない存在です。そして、市民の安全と安心を守るために、時代の変化に合わせて、組織も不断の努力で変わっていかなければなりません。

 これらのことを常に念頭におきながら、我々が目指す「健康都市こうし」を目指し一致団結して、業務に邁進をしていただきたいと思います。

 また、本日から新たに派遣で来られる教育審議員と指導主事の2名、また、市として防災対策監と危機管理対策監、高齢者支援課職員を任期付採用職員として3名採用し、そして新規採用職員として過去最高となる17名の方を採用しました。

 近年、退職する職員が多いため新規採用職員の数も多く、過去5年の間に採用された職員は、67名。現在定数が331名ですので、言い換えれば、5人に1人が採用5年未満の職員となります。おのずと経験年数の短い職員の割合が増えると、トラブルやヒューマンエラー、ミスが起きやすくなります。

 どうか周りの先輩職員がしっかりと気を配り指導しながら、1日も早く一人前の職員となれるようにご協力をお願いしたいと思います。

 

最後に、またこれから4年間、皆さんの支えがあってこそ、仕事ができると思っております。職員の皆さまも体調管理には十分注意され、今後とも将来の子どもたちに胸を張って引き継ぐことのできる「合志市」に向けて、皆さんと共に頑張ってまいります。

私も誓いを新たにし皆様方に対するご協力を心からお願い申し上げ、新年度に当たっての私の決意並びにご挨拶に代えさせていただきます。

 以上、訓示といたします。

 

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