中九州横断道路の早期完成をめざして

　「中九州横断道路」は、大分市から熊本市に至る約120ｋｍの地域高規格道路で平成６年に計画路線の指定を受けています。この道路は、高規格幹線道路と同様の役割を担う重要な地域高規格道路であり、九州の東西間を連結して九州の一体的な発展を図るために必要不可欠な道路です。
　昨年の熊本地震においても、国道５７号の山腹崩壊が発生し通行不能となるなど、命の道の復旧と災害に強い代替道路の必要性が課題となりました。
　また、今後想定される南海トラフ地震などの災害に備えた救援ルートの確保や、安心安全といった防災機能の強化、沿線の産業や地域経済の活性化のため、本年度も早期の完成をめざして期成会加盟１５市町村と関係協力団体とが一丸となって各種事業を進めて参ります。