電子情報通信学会は、1917年5月に「電信電話学会」として正式に発足し、急速な発展をとげてきた電子情報通信分野の学術の発展、産業の振興に指導的役割を果たしながら、2017年5月に創立100周年を迎えられました。
創立100周年をまずもってお慶び申しあげます。
電子情報通信学会では、重要な情報交換の場として、最先端の研究成果を話す研究者が参加し、聴講したり議論をしたりすることができる研究会、大会、支部等が企画するシンポジウムを行っています。これらの場で扱われる情報は極めて新鮮で速報性が高いという観点から、先端技術の情報を得る場として高く評価されています。
11月18日(土)には、熊本市国際交流会館で電子情報通信学会創立100周年記念イベントが開催され、第1部のパネルディスカッション「ICTと防災・震災復興」にパネラーとして出席しました。今回の熊本地震で、いかに正確に現場の状況を把握することができるか、またその情報を生かしてどう対応し、市民全員に情報発信をしていけるかが今後の行政の大きな課題であり、その解決策の1つとしてICT技術に期待することなどを議論しました。