自社社員を環境人材として育成する取組を行う企業を表彰する「環境人づくり企業大賞2017」の表彰式が、5月21日に環境省で行われ、大賞(環境大臣賞2社)に株式会社セイブクリーン(坂井さゆり社長)が受賞されました。
環境人づくり企業大賞は、地球環境と調和した企業経営の必要性を認識し、その実現のため自ら進んで行動する自社の社員の育成に係る取組を募集し、優良な取組に対し表彰する趣旨で設立され、今回で4回目です。
セイブクリーンは廃棄物収集運搬や浄化槽の保守点検業務を営む企業で、次の取組が特に評価されました。
(1)一人ひとりの社員に対し「教育ニーズ表」を作成しており、社員毎に、本業に根差したきめ細やかな人材育成の取組を行っている。
(2)ITエコタウンの実現を目指し、業務のIT化を進めており、社員の作業時間の大幅削減、一人当たりの売上増等、経営面の好影響にもつながっている。
(3)積極的に地域の学校・住民への出前授業・環境教育を行っており、社員の主体的な学びにつなげている。
受賞されたセイブクリーン坂井社長
受賞されたセイブクリーン坂井社長は、6月4日に市役所を訪れ「これまでの人材育成の取組を評価頂き本当にうれしく思っています」と受賞の報告がありました。
こうした総合的なプログラムは社員の提案力向上にもつながり、地域社会に対してもよい影響を与えますので、引き続きご尽力いただきたいと思います。今回の大臣賞受賞誠におめでとうございます。