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平成31年度年度始め式 市長訓示

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市長訓示  訓示を受ける職員

 

  【市長訓示】

 いよいよ今日から平成31年度が始まります。
 市長となり今年で10年目を迎えますが、首長としての初心を忘れることなく、合志市の発展と合志市民の幸せのために、改めて全力を尽くす所存であります。職員の皆さまのご協力を引続きお願い致します。

 さて、今回の異動では12名の職員が退職され、代わりに本市への派遣職員2名、任期付採用職員4名、新規採用職員11名の新しい仲間を迎えることが出来ました。先ほど、新規採用職員による服務宣誓が行われましたが、全ての職員にも公務員として、全体の奉仕者である自覚を持って、日々の職務に専念していただきたいと思います。

 合志市は人口が増えている自治体ではありますが、それに伴い福祉や教育に関する予算が急激に増えています。また、日本全体では人口は減り続けており、人口減少対策への支援は手厚いものとなっていますがですが、反対に人口が増加している自治体への補助は少なくなっています。さらには、人口減による国の税収減少は、合志市に分配される地方交付税の減少につながり、市の人口は増えているのに歳入が減っていく可能性が大いにあります。ということは、自力で財源を確保しないといけないということです。
 このように財政状況が厳しい中で、常に現状を把握しながら、中長期にわたる財政計画をたて、また見直しながら、将来の子どもたちにつけを残さない市財政運営に努める責任が私たちにはあります。
 行政の仕事というものは、私一人ではもちろん、誰か一人の力だけで動くものではありませんし、今取り組んでいることがすぐに結果が見えるものばかりでもありません。ですが、20年、30年後の人たちに、何を残せるか、将来の負担をいかに減らしていけるかを念頭におき、合志市の明るい未来を創るという志を、私と同じく持ってもらいたいと思います。そして、全ての職員が真剣に考え、私と共に一丸となって取り組むことで、合志市の未来を明るいものにできるのだと信じています。

 昨年度、中九州横断道路のルート案が示され、先月には2町合併以来の念願であった北熊本スマートICが開通しました。また、新たな工業団地の整備、御代志の土地区画整理事業の本格化、西合志庁舎周辺の整備を進めていきます。これらを活かしたまちづくりを行って、税収を確保して稼げる市を目指します。さらに、民間企業と連携して、市民の「健康寿命」を延ばす取り組みや、地域の特性に合った健康づくりを進め、医療費削減と市民の健康で豊かな生活を送れる施策を行います。
 今年度は第2次基本構想における第1期基本計画の最終年度になります。そして、第2期基本計画の策定にあたり、これまで一貫して取り組んできました、全ての人が安全に、安心して暮らすことのできるまち「健康都市こうし」を更に進め、健康と併せて幸福を感じられる「健康・幸福都市こうし」の実現に向けて、更なるリーダーシップを発揮し「未来に誇れる合志市」を目指します。

 先人から受け継いできた美しい自然、文化、伝統ある地域、誇りあるこの合志市をより良いまちにして次世代に引き継ぐ、それが我々に与えられた使命でもあります。私も市民の皆さまの期待と信頼を背負って市の発展に尽力しますので、職員の皆さんもそれぞれの自覚と自負を持って職場に臨んでいただくことに期待し、訓辞といたします。

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