皆さま、あけましておめでとうございます。それぞれに、すばらしい新年をお迎えになったこととお慶び申しあげます。
今年の2月には、いよいよ合併して15年目を迎えることになります。合併後職員それぞれに市の発展のため努力してきました。
昨年は念願であった北熊本スマートインターチェンジ開通をはじめ、4月に行われた県議会及び市議会議員選挙、5月には天皇即位とそれに伴う新元号の開始、10月には消費税が10％となるなど、様々な変化が起きた年でした。また近年、政府が提唱するソサエティ5.0（Society5.0）では、大きく変化する今の時代を担う若者、人材の育成が求められています。
このような時流の中で、熊本県下では、やはりこの合志市周辺が一番元気と活力を作りだす、中心となっていく場所であるとの評価も受けております。
一方で、人口減少の進む他の地域とは異なる課題がでてきています。人口が増えることで保育園や学童、学校の新設・増設や渋滞解消のための道路改良、新たな上下水道の整備などが求められています。こうした施策の財源を確保しなければなりませんが、市の税収入は人口増と比べて伸び悩んでおり、また社会保障をはじめとした支出増加により、市財政は厳しい状況にあります。
このような厳しい状況の中、昨年はヒューマンエラーによるミスが相次いで発生しました。改めて、合併15年を迎える節目の年に、仕事の基本に立ち返り、初心を忘れ、お互いの仕事を確認できる体制を整え、チームワークを持って市民からの信頼を得られるよう気を引き締めていただきたいと思います。
また、職員の皆様には、仕事音基本に立ち返るとともに、地域、企業と連携し、様々な国の指針や新たな情報を素早く正確にキャッチできるよう日頃からアンテナを張り、市の課題解決に向けて失敗を恐れず挑戦する気持ちも持っていただきたいと思います。市民の皆さまから「合志市はよくなった、市民の元気がでてきた」と言われることを目標に、職務に正面から取り組み、日々精進していただきたいと思います。
そして何より、私自身も市民の皆さま方の幸せづくりのために精一杯頑張っていきたいと思いますので、本年も昨年同様変わらぬ皆さまのご支援とご協力を改めてお願い申し上げます。
これをもって、私の年頭の挨拶とさせていただきます。
今年一年よろしくお願い申し上げます。