市長メッセージ【年末年始を迎えるにあたって】
市民の皆様には、日頃から、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を長期間に渡り、取り組んでいただき、深く感謝申し上げます。
12月に入り、全国的に新型コロナウイルスの感染が急激に拡大しており、特に都市部では医療体制が逼迫し非常に厳しい状況になっています。
県内でも、クラスターの発生や感染経路不明の方が増加し、1日最多感染者数が更新され、感染拡大が止まりません。
また、本市においても、12月25日時点で40名の感染が確認されているところです。
そのような中、年末年始は、医療機関が休診となることから、市民の皆様には、今一度、基本的な感染予防の「3密を避ける」「マスクの着用」「手洗い、消毒」「換気」の徹底をお願いいたします。加えて、体調に異変を感じられた方は、かかりつけの医師や熊本県新型コロナウイルス感染症専用相談窓口に速やかにご連絡いただき、早めの受診をお願いいたします。
また、年末年始は人の往来も増え、家族や友人と集まる機会が増えることが予想されます。
帰省や旅行をする場合には基本的な感染予防を徹底するとともに、大人数の会食を控え、特に重症化しやすいとされる高齢者等への配慮をお願いするとともに、発熱等の症状がある場合には、帰省や旅行を控えていただくよう併せてお願いします。
初詣などの外出は、3密（密集・密閉・密接）を回避するためにタイミングをずらすなど、人込みを避ける工夫をお願いいたします。
これまでのクラスターの発生状況では、夜の街での会食が多いようです。人と集まる会食の場面では「飲酒については少人数、短時間」「大声で話をしない」「食べるとき以外はマスクを着用」「座席は正面や真横を避ける」など感染のリスクを下げる工夫と、利用するお店の感染防止対策へのご協力をお願いいたします。
最後に、新型コロナウイルス感染症は、いつ誰が感染してもおかしくない病気です。皆さん一人ひとりがお互いを思いやることは何よりも大切です。
また、感染した方やそのご家族、医療従事者とその関係者などの方々が差別的な発言や誹謗中傷などを受けることがないよう、思いやりの心と正確な情報に基づいた冷静な行動をお願いいたします。
これから寒さがいっそう厳しくなります。年末年始を安心して過ごすために、一人ひとりが自身の健康は自分で守るという意識で、感染予防に取り組んでいただきたいと思います。私も、市民の皆様とともに、この難局を乗り越えていく所存ですので、皆様のご理解とご協力を改めてお願い申し上げます。
令和2年12月25日
合志市長 荒木 義行