令和6年第2回定例記者会見 市長挨拶
早いもので、令和6年度に入り2か月が過ぎようとしています。
熊本県においては、4期16年間もの間、県政をリーダーとして引っ張ってこられました蒲島知事がご勇退され、新たに木村県政がスタートしました。知事は重要課題解決に向け、地下水保全推進本部、「こどもまんなか熊本」推進本部、渋滞解消推進本部の3つの推進本部の設置を公表されています。本市におきましても、「こどもまんなか社会の構築」に向け、本年4月に「こども部」を創設しております。
今後も、県と連携し課題解決に向けた取り組みを推進していきます。
また、スポーツ界から明るい話題がございます。本市出身のプロゴルファー竹田麗央選手が今シーズンツアー初優勝から2週連続優勝、さらに今月に入り見事3度目の優勝を果たされました。合志市を代表し心よりお祝いとお慶びを申し上げます。
さらに7月には、昨年、全日本女子剣道選手権大会で見事優勝された渡邊タイ選手がイタリアで開催される世界選手権大会に出場されます。竹田選手と渡邊選手の今後の益々のご活躍をお祈りいたします。
まずは、定例会提出議案の中心である令和6年度一般会計補正予算第2号について、主な事業をお知らせいたします。
主な事業は合志楓の森小中学校の改修工事費、中九州横断道路建設に伴う総合運動公園施設解体工事費、児童手当制度改正に伴う扶助費等についてとなっており、総額で12億6千9百万7千円を追加計上しております。
次に、今年度から、市政運営の基本方針となる「総合計画第3次基本構想」がスタートしております。
今回の本市の基本構想では、様々な社会環境の「変化」に対応するため3つの政策横断的課題を整理し、将来都市像を新たに掲げ、福祉、教育、生活環境、都市基盤、産業等の様々な分野で政策の推進に取り組むこととしております。
そして、熊本県立大学と共同で実施しております「地域おこしスタートアップ事業」におきまして、4月から「自治会加入率の向上」についての分析を開始しております。また、税制改正に伴う「定額減税補足給付金(調整給付)」について、本市では7月からの支給開始を予定しております。
最後になりますが、市民の皆様へのお願いが2点ございます。まず1点目は、熱中症対策についてでございます。今年度から環境省による熱中症特別警戒アラートの運用が開始されておりますが、本市におきましても、公共施設等を、一時的に熱さから避難するための場所“クーリングシェルター”に指定し、解放する予定としております。市民の皆様におかれましても、日頃からのこまめな水分・塩分の補給や長時間の屋外での作業を避けるなど、熱中症対策を実施していただきますようお願い申し上げます。
2点目は、災害への備えについてでございます。これからの季節は大雨に伴う土砂災害や、河川の増水がおきやすい季節でもございます。6月には市防災会議を実施予定としておりますが、今一度、防災マップをご確認いただきまして、日頃からの災害への備え、早めの避難をお願い申し上げまして、定例記者会見の挨拶とさせていただきます。