令和6年第3回定例記者会見 市長挨拶
今月8日に発生しました宮崎県日向灘を震源とする地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。この地震の発生に伴い、気象庁から南海トラフ地震臨時情報が初めて発表されました。これを受け、本市といたしましては、市民の皆様にホームページやLINE等でお知らせしたところでございます。県内では本市を含め、震度4を観測した地域が多数あり、8年前の熊本地震を思い出した方も多いのではないでしょうか。巨大地震注意については、現在終了していますが、いつ起こるか分からない地震等の災害発生への日頃からの備えについて、あらためてご確認をお願いいたします。
それでは、定例記者会見を開催するにあたり、本日ご説明する内容について、私から主な点をご説明いたします。
まずは、定例会提出議案の中心である令和6年度一般会計補正予算第5号について、主な事業をお知らせいたします。
主な事業は、燃油高騰等に係る農業支援対策事業補助金、医療機関等物価高騰対策支援事業補助金などとなっており、総額で6億3千8百49万5千円を追加計上しております。
詳細につきましては、後ほど財政課長よりご説明いたします。
次に、働き方改革の一環としまして、市職員の時差出勤制度をより利用しやすくするため、7月に制度の一部改正を行いました。渋滞緩和の一助としても期待しております。さらに今月から、職員の通年軽装勤務の実施に向けた試行も行っています。
これらの詳しい内容については、後ほど総務部長よりご説明いたします。
次に、ご報告となりますが、7月に本市の人口が65,000人を突破いたしました。本日その記念すべき65,000人目の市民となられました井上(いのうえ)湊翔(みなと)さんに認定証と記念品をお贈りしました。全国的な人口減少の中、ありがたいことに本市の人口は増加している状況です。主に市外から子育て世帯の転入による社会増が背景にございますが、今回の記念すべき65,000人目が、出生により到達したことは大変うれしく思います。引き続き、子育て環境の充実や、住みよいまちづくりに向けて取り組んでまいります。
その他、本日は、バーチャルウォーキング大会や市民まつりの開催、広報官による情報発信の取組みについてご説明いたします。
最後になりますが、市民の皆様へのお願いがございます。
冒頭、地震への備えについてお伝えいたしましたが、これからの季節は、地震のみならず、台風の接近に伴う大雨による土砂災害や、河川の増水がおきやすい時期でもございます。10月には市の総合防災訓練を実施予定としておりますが、今一度、防災マップや家庭での備蓄をご確認いただくなど、日頃からの災害への備え、早めの避難をお願い申し上げまして、定例記者会見の挨拶とさせていただきます。
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