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弘生ウソ替祭

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弘生ウソ替祭
毎年11月29日、合生の弘生菅原神社で行なわれている神事です。
 

  鷽替(うそか)えは、大宰府天満宮をはじめ、各地の天満宮で行なわれていますが、弘生菅原神社では、あらかじめ1から699までの番号を書いた木の札が2枚ずつ氏子集に配られます。

  ウソ替え当日は、「かえましょ、かえましょ」という声とともに、自分の持っている番号札を周りの人と取替えます。 

  番号札を取り替えたあとは、富突(とみつ)きと呼ばれる方法で抽選が行われます。番号札と同数の番号が書かれた木駒を、天井に穴の開いた木箱の中に入れ、御幣をつけた錐(きり)で穴から突き、出てきた番号と同じ番号札を持った人が賞品をもらいます。

  木箱には「天保元年」の文字が記されており、現在も使われています。
 毎年のこのウソ替神事には、開運や除災招福を願う氏子が訪れ、神社を賑わせます。

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