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須屋区に伝わる神楽で、須屋神社で11月15日ほか、元旦など年3回奉納されています。 |
須屋神楽は、県北から県中央に分布するいわゆる肥後神楽であり、舞は主に、ハジメ・オサメ(剣一人舞)、剣、シャカキ、御幣(長短2種)、弓剣、弓(それぞれ二人舞)、剣(4人舞)で構成されています。
舞はすべて採り物を手にして舞う直面の舞で、着面の舞はありません。
須屋で神楽が奉納されるようになったのは大正4~5年ごろで、市内の大池から習得したといわれています。第二次大戦中は舞手不足などの理由により中断していましたが、昭和49年に当時の区長らの尽力により再び舞われるようになりました。昭和53年には須屋神楽保存会が結成され現在に至ります。