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黒松古墳群(市指定文化財)

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 合志川流域には多くの古墳がありますが大小9基の円墳からなる黒松古墳群も、この河岸の台地上に築かれており、古墳時代中期(5世紀)ごろに造られたと考えられています。
 9基のうち、6基が本市合生の黒松区にあり、通称「ヌレ観音古墳」と呼ばれる1号墳は、6基のなかでも最も大きく、直径約40メートル、高さ7メートルあります。県下でも最大級の大円墳であり、その規模からみて、当時この辺りを治めていた有力豪族の墓ではないかと考えられています。1号墳の頂部にはかつて西南戦争の際に砲台が築かれたとも伝わっています。
 なお、駐車場から幅1メートルほどの順路が整備してある1・2・3号墳に対し、途中から道がわかれる4号墳と、駐車場の西側の竹やぶのなかにある6号墳への道は、どちらも細い小道となっています。見学の際は、足元に十分お気をつけください。5号墳の道は現在、通行できない状態となっています。
 
所在地:合志市合生3136、3123、3067、2909、3169
 


 

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