令和3年4月に開校する合志楓の森小学校と合志楓の森中学校の施設が完成し、3月20日土曜日、多くのご来賓の皆様のご臨席のもと、施設落成式を開催しました。
市では市内小・中学校の児童・生徒の増加に伴い、合志南小学校、西合志東小学校、合志中学校、西合志南中学校の大規模校を解消し、教育環境の充実を図るため、分離新設する準備を進めてきました。
落成式では、市長より「新設にあたっては、場所の選定や用地の取得等大変苦慮しましたが、菊池恵楓園自治会の皆様や地域の皆様のご理解とご協力により、旧菊池医療刑務支所跡地に建設できましたことに深く感謝申し上げます。新設校建設のために旧菊池医療刑務支所の建物は解体させていただきましたが、その歴史を伝える碑文が校門前に設けられ、これまでの歴史的事実を伝承しながら、後世に伝えていかなければならないものであると考えています。菊池恵楓園の隣に位置するという地の利をいかしながら、人権教育にもしっかりと取り組める学校として期待します。」と挨拶しました。
学校建設決定から約6年。建設にあたりましては、ご迷惑とご不便をおかけいたしました近隣の皆様方をはじめ、コロナ禍で厳しい施行環境の中で工事に携わっていただきました特定建設工事共同企業体の皆様のご尽力、地域の安全確保のためにご支援をいただいている皆様にも改めて感謝いたします。