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高齢者の「着衣着火」火災の予防について

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合志市で昨年末から建物火災が3件発生しており、うち2件が「着衣着火」により人命に関わる火災となっています。どちらも高齢者が被害にあっており、消防庁が発表している「消防白書」 によると、平成28年中の住宅火災による死者数(放火自殺者等を除く)は885人で、年々減少傾向にありますが、65歳以上の高齢者は619人で、69.9%と高い割合を占めています。暖房器具等で火を取り扱うことの多い時期ですので、火の取り扱いには十分注意をお願いします。

 

「着衣着火」とは、着ている服に火がついて、燃え上がる現象をいいます。

 コンロなどの調理器具やストーブなどから衣類に着火することを予防するために、

 

・ガスコンロの奥や近くに調味料などの手に取るものを置くのはやめましょう。

・火を扱うときは、袖や裾が広がっている服は避け、高齢者は防炎製品の衣類の着用を考えましょう。

・暖房器具には近づきすぎないようし、周辺に燃えやすいものがない場所で使用しましょう。

  

(消防庁:平成29年版消防白書から「住宅火災の件数及び死者の推移(放火自殺者等を除く)」抜粋)

火災死者数

着火物で分類すると、寝具類に続き、衣類が原因となっており、事故防止のためにも注意が必要です。

火災の原因となる発火源もタバコに続き、ストーブ、電気器具、こんろが上位になっています。

 

 (消防庁:平成29年版消防白書から「住宅火災の着火物別死者数(放火自殺者等を除く)」抜粋) 

火災着火物

 

 (消防庁:平成29年版消防白書から「住宅火災の発火源別死者数(放火自殺者等を除く)」抜粋) 
火災原因

 

 

 (東京消防庁作成 啓発チラシ)

着衣着火チラシ

 

 

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