有機フッ素化合物である（PFOS及びPFOA）の水質検査を行いましたので、検査結果を公表します。
有機フッ素化合物（PFOS及びPFOA）は、水道法の水質基準は設定されておりませんが、水道水の水質管理目標設定項目【※1】に定められています。
検査については令和5年7月に全ての配水系統（給水栓水【※3】）で検査を行い、暫定目標値【※2】を超過した箇所はありませんでしたが、その中でも数値が高く検出された木原野配水池系を四半期毎、それ以外の配水池系は1年に1回検査し、水質管理・監視を行っています。
【※1】水道管理目標設定項目は「 将来にわたり水道水の安全性の確保などに万全を期する見地から、水道水質管理上留意すべきものとして定めら
れた項目」のことです。
【※2】暫定目標値は「人が一生涯毎日2L飲用しても問題ない」とされる値で「PFOS及びPFOAの合算値で1リットル当たり50ナノグラム（ng）以
下」とされています。
ナノグラムとは10憶分の1グラムであり、1ng/Lは水1リットルあたり10憶分の1グラムの物質が溶解していると表します。
【※3】給水栓水とは実際に飲用として供給している「蛇口から出る水」のことです。