予防接種とは、病気(感染症)の予防に有効であることが確認されているワクチンを体に接種することで、その病気に対する抵抗力(免疫)をつくる方法のことです。
予防接種を受け、抵抗力を身につけることにより、感染症を予防したり、かかった際の重症化を防止したりする効果が期待されます。
また、予防接種を受けることで、周囲の人への感染を防ぎ、感染症のまん延を防止することにもつながります。必要とされる時期に、適切な接種を行うことが社会的にも重要です。
◆◆定期接種について◆◆
合志市では、予防接種法※に基づく定期接種を実施しています。
対象年齢・接種期間に相当する人は、合志市が委託している医療機関で、無料で接種を受けることができます。
※予防接種法には、感染症の発生及びまん延を予防するために実施される予防接種について、その種類や実施方法、予防接種による健康被害の救済制度等が定められています。
定期接種の種類(成人を除く)
病気の概要やワクチンの効果などについては、厚生労働省ホームページ「予防接種情報」(外部リンク)をご参照ください。
・B型肝炎
・ロタウイルス
・ヒブ
・小児用肺炎球菌
・五種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブ)、四種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)、二種混合(DT:ジフテリア、破傷風)
・BCG
・MR(麻しん、風しん)
・水痘
・日本脳炎
・HPV ※HPVの接種を希望される方は、必ず、「子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の定期接種について」をご覧ください。
接種スケジュール
接種スケジュールについては、国立感染症研究所ホームページ「予防接種スケジュール」(外部リンク)をご参照ください。
予防接種の受け方
◆実施場所
合志市内の委託医療機関※で受けることができます。合志市内委託医療機関は、すこやかカレンダーでご確認ください。
必ず、実施時間や予約の有無など、事前に医療機関に確認してください。
※熊本県内の他市町村の医療機関(熊本県医師会所属)で、受けられる場合がありますので、こども家庭課までお問い合わせください。
※また、県外で定期の予防接種を受ける場合は、事前に手続きが必要です(合志市の接種単価の範囲内で払い戻す制度があります)。
こども家庭課までお問い合わせください。
◆医療機関に持っていくもの
・母子健康手帳
※必ず持って行ってください。過去の接種回数・接種間隔の確認のために必要です。
・予診票
※出生届の際に、就学前に接種開始になる予防接種の予診票を一式お渡ししています。
※転入、紛失した方は、母子健康手帳を持ってこども家庭課までお越しください。
※就学後に接種開始になる「日本脳炎第2期」、「二種混合第2期」「HPV」の予診票は、合志市内委託医療機関に備えてあります。
◆接種に当たっての注意事項
【下記のような場合は予防接種を受けることができません】
(1)明らかに発熱(通常37.5℃以上をいいます)がある場合
(2)重篤な急性疾患にかかっている場合
(3)受ける予防接種の接種液に含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしたことがある場合
(4)その他、医師が不適当な状態と判断した場合
【接種後の注意】
(1)予防接種を受けた後30分間ほどは、急な副反応が起こることがあります。
医療機関で様子をみるか、医師とすぐに連絡がとれるようにしておきましょう。
(2)接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
(3)当日は、はげしい運動は避けましょう。
(4)接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。