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春季における食中毒の発生防止について

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食中毒を予防しましょう!~あたたかくなると注意が必要です~

暖かくなり、お花見などで屋外で食事をする機会も増えてきますが、気温が高くなると食中毒の発生リスクが高まります。

また、春先から初夏にかけて有毒植物の誤食による食中毒も発生しています。

食中毒を防ぐためにも、安全だと確実に判断できない場合は食べないようにしましょう。


お弁当を作るときは

・必ず食べる当日に作りましょう。

・作る前、食べる前には手をよく洗いましょう。

・加熱する食品は、中心部までしっかり加熱し、十分に冷ましてから清潔な箸で弁当箱に詰めましょう。

・お弁当は、涼しいところで保管し、早めに食べましょう。

・食べ残しの食品は、思い切って捨てましょう。

  

バーベキューなどをするときは

生肉にはO157、カンピロバクター、サルモネラなどの食中毒菌が付いている可能性があります。

・生肉と野菜は別々に盛り付けましょう。

・「焼くときの箸」と「食べるときの箸」は区別しましょう。

・肉は中心部まで十分に加熱して食べましょう。

  

山菜狩りや魚釣りをするときは

有毒植物やフグなどの自然毒による食中毒が毎年発生しています。有毒植物による食中毒で死者も発生しています。

・見慣れない野草やフグなどの素人調理はしないようにしましょう。

・食用の野草と確実に判断できない場合は、絶対に「採らない!」「食べない!」「売らない!」「人にあげない!」

・家庭菜園や畑などで、野菜と観賞植物を一緒に栽培するのはやめましょう

・山菜狩りなどをするときは、一本一本よく確認して採り、調理前にもう一度確認しましょう。


食用と間違えやすい有毒植物の例

 有毒植物 似ている植物 中毒症状
・スイセン
・スノーフレーク
(別名:スズランスイセン)
 ニラ、ノビル、タマネギ など 食後30分以内で、吐き気、嘔吐(おうと)、頭痛、下痢、よだれ、発汗、昏睡、低体温など
 ・トリカブト ニリンソウ、モミジガザ など 食後10~20分以内で
口唇、舌、手足のしびれ、嘔吐(おうと)、腹痛、下痢、不整脈、血圧低下、けいれん、呼吸不全に至って死亡することもあります。
 ・イヌサフラン 葉:ギョウジャニンニク、ギボウシ
球根:ジャガイモ・タマネギ など
 嘔吐(おうと)、下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難。重症の場合は死亡することもあります。
 ・バイケイソウ オオバギボウシ(ウルイ)、ギョウジャニンニク など 嘔吐(おうと)、下痢、手足のしびれ、めまいなどの症状が現れ、死亡することもあります。
 ・グロリオサ 根:ヤマイモ 口腔・咽頭灼熱感、発熱、嘔吐(おうと)、下痢、背部疼痛などを発症し、臓器の機能不全などで、死亡することもあります。
 ・クワズイモ 根:サトイモ 吐き気、嘔吐(おうと)、下痢、麻痺、皮膚炎など


 ※令和5年もイヌサフラン、トリカブト、スイセン等の誤食による食中毒事例(18件、33名)が発生しています。

 

<有毒植物による食中毒に注意しましょう>厚生労働省ホームページ別ウィンドウで開きます(外部リンク)

 

<食中毒に関する情報>厚生労働省ホームページ別ウィンドウで開きます(外部リンク)


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