こんにちは。合志楓の森小学校です。本校は今年で開校3年目になります。今回は、合志楓の森小学校の人権教育の取り組み中から3つ紹介をしたいと思います。
(1)地球君プロジェクト
まずは、人権委員会の取り組みです。「一人一人が差別をせず、誰もが楽しく過ごせる学校にしよう」という目標で活動をしています。今回は「地球君プロジェクト」について紹介をします。
昨年度の委員会活動で、いじめや差別をなくし、安心して学校生活を送るために、人権キャラクターを募集しました。そして、みんなで人権について考えていこうという願いが込められた「地球君」が生まれました。その地球君と一緒に、合志楓の森小学校に、もっと笑顔が増えるよう「地球君プロジェクト」として、動画を作成しました。
今年度は、第3話として合志市が作成したハンセン病と菊池恵楓園についての資料「忘れないこと」をもとに、「ハンセン病って何？」というテーマで動画を作成しています。
(2)小中合同たてわり人権集会
2つ目は、小中合同たてわり人権集会についてです。同じ校舎の中で、ともに生活をしている環境を生かして、たてわり人権集会をしています。小学校5・6年生は中学生と一緒に、小中合同人権集会を実施しています。他の学年との人権集会は、前の学年の学習を振り返ったり、これから学びの見通しをもったりすることができ、とてもよい経験になっています。
(3)菊池恵楓園絵画クラブ「金陽会」絵画展
3つ目は、金陽会絵画展についてです。合志楓の森小学校が開校してから毎年、菊池恵楓園絵画クラブ「金陽会」との交流活動として、校内で絵画展を実施しています。菊池恵楓園でのくらしの中で、文化活動の一環として結成された絵画クラブ「金陽会」。生きる楽しみを求めた方々の様々な思いが込められた作品が展示されています。絵画展では、絵画の収集や展示、管理を行っているキュレーターの蔵座さんが絵の説明をしてくださいます。子どもたちは、一つ一つの絵画に触れるたびに、驚いたり、感動したりしました。