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人権教育シリーズ60~西合志南中学校の取り組み~

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西合志南中学校では、「一人ひとりが自らに誇りを持ち、全員が安心して過ごすことのできる集団をつくる。(自らの将来(進路・生き方)や家族に対する自分の考えを見つめながら、自分を取り巻くさまざまな差別と向き合い、ともに乗り越えていく集団づくり)」ことと、「部落差別をはじめとする様々な差別をせず、なくしていこうとする態度、意欲を持ち、そこに自分のくらし、生き方を重ね合わせて、反差別の生き方をめざしていく。」ことを最終学年の人権教育の目標とし、そこに向けて学年に応じて学習を重ねています。

差別はされる側の問題ではなく、する側の問題であること。そして、差別は他の誰でもなく、自分自身の問題であることをその都度押さえながら、「差別に気づこうとすること」、「差別をしない自分になること」、「差別を許さず、なくしていく自分になること」をめざし、自分を見つめながら学習を進めています。

 

1.いじめ防止委員会の取り組み


気づこうとする意識を
気づいたら止める勇気を
全員が意識・行動を




本校では、年2回「なかまづくりアンケート」を実施しています。全校生徒にFormsでアンケートを採り、その結果を委員会で分析して全校集会で伝える取り組みです。現状と、その改善に向けて何ができるか、自分自身を見つめてもらえるよう、呼びかけています。西合志南中に通う全員が安心できる環境にするために、いじめ防止委員自身はもちろん、全校生徒に自分を見つめる意識を持ってもらおうと励んでいます。

 

2.ハンセン病問題学習、「忘れないこと。」の活用


ハンセン病問題学習

 
4月、1年生の対面式の日にハンセン病問題学習を行っています。合志市で学ぶ私たち自身の問題であるという認識を持ち、自分が日頃から何ができるかを考え、実践できる力を育成するためです。

また、合志市が作成した「忘れないこと。」を活用し、Teamsにあげて各家庭でも見ることができるようにし、1~2年生でのハンセン病問題学習にも生かしています。

 

3.水俣病をめぐる人権問題学習


水俣病をめぐる人権問題学習

 
1年生の水俣病をめぐる人権問題学習の時期に合わせ、水俣病資料館からパネルをお借りして学びを深めました。正しい知識を知ることの大切さ、そして自分に、家族に、ふるさとに誇りを持つことの尊さを学び、自分自身を見つめることができました。

※令和5年度以前の各学校の取り組みは広報誌でご覧いただけます。(3月・6月・9月・12月号に掲載)




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