近年、刑法犯による検挙者数は減少傾向にある中で、検挙者数に占める再犯者の割合は45%を超える状況が続いており、全国的な課題となっています。平成 28 年 12 月、再犯の防止等に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、安全で安心して暮らせる社会の実現を目的に、「再犯の防止等の推進に関する法律」(以下「再犯防止推進法」という。)が施行されました。平成 29 年 12 月には、再犯防止に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、「再犯の防止等に関する施策の推進に関する計画」(以下「再犯防止推進計画」という。)が策定され、現在、「第二次再犯防止推進計画」(令和5年3月閣議決定)に基づき各種施策が進められています。
また、熊本県では、令和3年度に「熊本県再犯防止推進計画」が、令和6年度には「第二次熊本県再犯防止推進計画」が策定されています。
この度、本市においても、国や県の再犯防止推進計画を踏まえ、犯罪をした者等が社会において孤立することなく、円滑に社会復帰できるよう支援することにより再犯の防止に繋げ、もって市民が犯罪による被害を受けることを防止し、安全で安心して暮らせる社会の実現を目指し、「合志市再犯防止推進計画」を策定しました。