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|65年ぶりに合志市で|令和7年度菊池地域献穀事業

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令和7年度菊池地域献穀事業についてご紹介します。

毎年11月23日に天皇陛下が新穀を神々に供え、ご自身も食される、収穫と感謝の御祭り『新嘗祭』。この御祭りに供する米と粟を全国の都道府県の農家が奉献する事業が献穀事業です。熊本県では、各地域振興局管内を持ち回りで実施しています。133回目を迎える令和7年度、菊池地域2市2町(菊池市、合志市、大津町、菊陽町)とJA菊池が協議会を作り、合志市の農家が栽培者となって献穀を実施します。合志市での実施は65年ぶりです(当時は旧合志町)。

 

5月27日 清祓祭・播種祭


献穀斎田の様子です。
清祓祭


5月27日に行なわれたのが、献穀田を清める『清祓祭(きよはらいさい)』と、稲の種を苗床にまく『播種祭(はしゅさい)』です。『清祓祭』では、神職が田を清めた後、献穀者の嶋田昭一さんがくわ入れをしました。

清祓祭の様子です。
くわ入れする献穀者です。


『播種祭』では、嶋田さん夫妻と、菊池地域献穀事業推進協議会の荒木義行会長(合志市長)、東哲哉副会長(JA菊池代表理事組合長)が、苗床に種を満遍なくまきました。その後、直会が開かれ、県や関係市町、地元土地改良区や区などの関係者が、秋には実り豊かに収穫できるよう願いました。

播種祭で稲の種を苗床にまく関係者の様子です。
直会で豊作を願う関係者の様子です。


当日は報道機関も取材に訪れました。インタビューに応じた嶋田さんは、「私にとって、今年は就農から50年という節目の年です。代々受け継いできた田んぼで良い米を作り、無事に秋の収穫を迎えたいと思います」と話しました。

報道機関の取材に答える嶋田さん
神事で使われたくわと種


献穀事業は、今後、田んぼに苗を植える『御田植祭(おたうえさい)』、育った稲を収穫する『抜穂祭(ぬいぼさい)』などを予定しています。


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