令和8年度仕事始め式 市長挨拶
皆さん、おはようございます。
いよいよ、本日から令和8年度がスタートいたします。
まずは、このたびの市長選挙におきまして、5期目という形で引き続き市政を担わせていただくこととなりました。
これまでの歩みを礎に、改めて初心に立ち返り、皆さんとともに合志市のさらなる発展に全力で取り組んでまいりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
これまでを振り返りますと、私は一貫して「健幸都市こうし」の実現を目指し、市民の健康、地域の活力、そして持続可能な財政運営、この三つを意識しながら、市政運営に取り組んでまいりました。
その時々の課題に向き合いながら、着実に前進してきたところであります。
そして、これからの4年間も、その方向性は変わりません。
市民の皆様が安全・安心に暮らし、幸福を実感できるまちづくりを進めるため、皆さんと力を合わせて取り組んでまいります。
先ほど、新規採用職員による服務宣誓が行われましたが、若手からベテランまで、すべての職員が公務員としての自覚を持ち、全体の奉仕者として職務に専念していただきたいと思います。
また、本年度は、退職者10名を送り出し、新たに23名の新規採用職員を迎えました。
新しい力が加わるこの機会を、組織としての成長につなげ、心を一つにして業務に取り組んでいきましょう。
さて、本市を取り巻く環境は大きく変化を続けています。
人口増加や企業進出など、成長の機会が広がる一方で、生活環境や地域との調和など、よりきめ細やかな対応が求められています。
年始にお話いたしました「考」という一文字の話は覚えていますでしょうか。私は常々申し上げておりますが、「何のための事業なのか」という原点を大切にしていただきたいと思います。事業は実施すること自体が目的ではなく、市民のためにどのような成果をもたらすのか、その本質を考えながら、どのような状況においても、できない理由を探すのではなく、どうすれば実現できるか、より良い方法はないかと、常に前向きに、そして柔軟にやり方を工夫し続けることが重要です。職員の皆さんには、その姿勢をしっかりと示し、組織全体の底上げにつなげていただきたいと思います。
本年度は、5期目のスタートの年として、今後4年間に重点的に取り組む5つの柱を軸に、市政運営を進めてまいります。
一つ目は、渋滞対策の推進です。国・県と連携して中九州横断道路の早期完成、国道387号の4車線化、県道大津西合志線の多車線化を着実に進めるとともに、BRTを含めた公共交通網の形成に関する構想についても具体化に向け検討してまいります。
二つ目は、サイエンスパークの誘致と農地の保全の両立です。県が策定した「くまもとサイエンスパーク推進ビジョン」に基づき、イノベーション創発エリアの形成に取り組みます。あわせて、地下水の量と質や農地などの地域資源を守りながら、農業研究機関の誘致やスマート農業の推進など、持続可能な発展を目指します。
三つ目は、計画的な都市整備による持続可能なまちづくりです。九州縦貫自動車道や中九州横断道路のインターチェンジ周辺を起点に整備を進めるとともに、にぎわいのある都市空間の形成を図ってまいります。
四つ目は、高齢者も住みやすく、こどもや若者も楽しめるまちづくりです。少子高齢化が進む中、住み慣れた地域で健康で生きがいを持って生活できるよう、認知症予防効果のある各種体操教室やUdeスポーツの推進により、誰もが活躍できる地域づくりを進めてまいります。
そして五つ目は、財政基盤の一層の強化です。今後、公共施設の改修や新設が見込まれる中、社会保障関連経費をはじめとする支出も増加しており、安定した財源の確保がより重要となります。
今年度より財政課に財政調整官を配置し、庁内全体で予算・決算・事業の見直しを進め、職員の意識改革とあわせて、より戦略的かつ持続可能な財政運営に取り組んでまいります。
そして、そこで生み出した財源を、将来につながる施策へと着実に投資してまいります。
これらを着実に前進させてまいります。
私たちの使命は、市民の皆様が安心して住み続けることのできる環境をつくることにあります。
この原点を改めて胸に刻み、目の前の課題に対し、何ができるかを常に問い、知恵と工夫で乗り越えていくことで、「健幸都市こうし」の実現に向け、職員一丸となって取り組んでいきましょう。
最後に、幹部職員の皆様には、新規採用職員をしっかりと育て、組織の力をさらに高めていただくことをお願い申し上げ、訓辞といたします。
今年度もどうぞ、よろしくお願いいたします。