歯周病の予防には専門家による定期的なチェックが必要です。合志市では、5月末に今年度の歯周疾患検診の対象者へ受診券を送付しました。
20歳・30歳・40歳・50歳・60歳・70歳の合志市民(令和7年4月1日現在)
※対象者には5月末、受診の際に必要な受診券を個別送付しました
直接、合志市内委託歯科医院に予約してください
無料
歯の健康チェック、歯肉の検査、結果説明、歯科保健指導
※既に、市内委託歯科医院にて治療中の方は、主治医にご相談ください。
①5月末に送付した受診券(検診対象者である確認のため必要)
② マイナンバーカードまたは健康保険証(資格確認書)
合志市 健康ほけん課 健康づくり班
096-248-1275
歯周病とは、歯についた歯垢の中の歯周病菌が、歯ぐきに炎症を起こす状態をいいます。歯ぐきがはれたり、出血したりするなどの症状がありますが、初期ではほとんど自覚症状がなく、放っておくと歯を支える組織まで破壊し、歯がぐらつき、抜けてしまいます。また、歯周病が進行すると血糖コントロールがうまくできなくなったり、歯周病菌が動脈硬化を引き起こしたりするなど、全身の病気に影響を及ぼすことがわかっています。
次の項目に1つでも当てはまれば歯周病の可能性があります。
- 歯ぐきに赤く腫れた部分がある
- 口臭がなんとなく気になる
- 歯ぐきがやせてきたようだ
- 歯と歯の間にものがつまりやすい
- 歯を磨いたあと、歯ブラシに血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある
- 歯と歯の間の歯ぐきが鋭角的な三角形ではなくおむすび形になっている部分がある
- ときどき、歯が浮いたような感じがする
- 指でさわってみて、少しぐらつく歯がある
- 歯ぐきから膿が出たことがある
日本人の歯を失う原因の第1位が歯周病です。歯周病は、ほとんど自覚症状がなく進行し、全身の病気(糖尿病など)との関連もわかっています。歯周病の予防のため、定期的な検査を受けましょう。