(中間評価の趣旨)
「食育」は、様々な経験を通じて「食」に関する知識や、食を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践することができる人を育てることです。具体的には、(1)規則正しい食生活や栄養バランスのとれた食生活の実践、(2)食を通じたコミュニケーションやマナー、あいさつなどの食に関する習慣を身に付ける、(3)自然の恵みへの感謝や伝統的な食文化などへの理解を深めることを目標としています。
少子高齢化が進み、世帯構造や社会環境が変化し、核家族化、単独世帯やひとり親も増え、家庭生活の状況は多様化しています。簡単で便利な食生活が実現する一方で、栄養の偏りや不規則な食事、生活習慣病の増加という問題も抱えています。
このような背景の中、本市の食育推進計画は、中間期の見直しの時期となり、平成32年度の目標達成に向け、これまで行なってきた取り組みの進捗状況の確認や実施事業の評価を行ないました。