合志市では、向学心に富み有能な素質を持ちながら、経済的理由により就学が困難な学生・生徒に対して、奨学資金を貸し付ける制度があります。
申請の資格(要件)
1.奨学生の保護者が合志市民であること
2.大学(短期大学を含む)、高等専門学校、高等学校および専門学校に在学中であること。
3.経済的理由により学費の支払が困難であること。
4.日本学生支援機構、その他(地方公共団体・公益法人・学校法人)の法人等から学資の貸付を受けていないこと。
● 貸付金額
1.大学の学生(高等専門学校第4学年以上の学年に在学する学生を含む)及び専門学校生
【国公立】 月額 23,000円
【私 立】 月額 30,000円
2.高等学校の生徒(高等専門学校の第3学年までに在学する学生を含む)
【国公立】 月額 20,000円
【私 立】 月額 23,000円
● 貸付期間
貸付を開始した月 から 奨学生が在学する学校を卒業する まで
申請手続き
奨学資金の貸付を希望する人は、次の書類を市教育委員会学校教育課へ提出してください。
(申請時期は、毎年4月初旬から4月末日までとなります。)
1) 奨学資金申請書
2) 奨学生推薦書(在学校長が作成)
3) 保証書(連帯保証人2名の署名・押印)
4) 家族調書
5) 家族全員の前年中の所得が分かるもの(源泉徴収票または確定申告書の写し等)
6) 住民票(家族全員分で、世帯主・続柄の記載があるもの)
7) 在学証明書
※ 1)~4)は3月以降に学校教育課で受け取りができます。
7)については、4月時点で在学する学校へ発行を依頼してください。
※ 連帯保証人については、生計の主たる維持者(主に同一世帯内の保護者)を1名と別世帯で独立した生計を営む者で、かつ、債務を弁済する資力がある者を1名の合計2名を立てる必要があります。
奨学生の決定および通知
申請書類を審査の上、奨学生選考委員会に諮って奨学生を決定し、貸付の可否を申請者本人に通知します。
なお、奨学生に決定した人は、連帯保証人との連名により、直ちに奨学資金借用証書を学校教育課へ提出していただきます。
貸付の方法
奨学資金は、四半期ごと(3ヵ月分ずつ年4回)に奨学生へ交付します。(奨学生本人名義の口座へ振り込み)
ただし、新規貸付決定後、初回分の交付は7月以降となります。
奨学資金の償還(返還)
● 償還期間 卒業後6ヵ月を経過した月の翌月 から 貸付を受けた月数の2倍の期間内
● 償還方法 下記のいずれかの方法で償還していただきます。
(1)一括
(2)年賦(年払い)
(3)半年賦(半年払い)
(4)月賦(毎月払い)
(例)
私立大学に通い、令和3年4月から毎月30,000円の貸付を2年間(令和5年3月まで)受けた場合
月30,000円 × 24ヵ月 = 貸付額合計 720,000円
〇償還開始 令和5年10月
〇償還期間 48ヵ月(4年間)
令和5年10月~令和9年9月
720,000円 ÷ 48ヵ月 = 償還月額 15,000円
奨学資金はあくまで貸付金であり、必ず償還(返済)していただかなければなりません。
毎年償還された資金が、新たな奨学資金の財源として活用されますので、償還が滞ると次の学生への支援が出来なくなる恐れがあります。
また、償還(返済)が滞る場合は、奨学生本人だけでなく連帯保証人にもご負担を頂くこととなりますので、これらの事情をよくご理解のうえで
申請を行ってください。