責任をもって飼いましょう
猫を飼い始めたときから、飼い主としての義務と責任が発生します。
守るだけでなく、周囲への配慮や気遣いの気持ちも大切です。
飼い主は、猫も周囲も気持ちよく生活できるように、ルールをしっかり守りましょう。
飼い方(マナー)について
飼い猫についてのトラブルや苦情が多く市に寄せられます。これらは飼い方に問題があるケースがほとんどです。
以下のことを守り、適正に管理しましょう。
放し飼いはやめましょう
室内だけでは不自由そうだからと放し飼いにしていませんか。猫にとって外は危険がいっぱいです。
■ほかの猫から病気をうつされやすい(人間に感染するものもあります)
■交通事故にあってしまう
■縄張り争いによって、地域から追い出されてしまう
などの理由から家に帰れなくなってしまう可能性があります。
また、他人の敷地内でフンやおしっこをしたり、爪で物や人を傷つけてしまうなど、周囲に迷惑をかけてしまいます。
野良猫と子どもを作って、野良猫を増やしてしまうかもしれません。
放し飼いは絶対にやめましょう。
不妊去勢をしましょう
猫は生後半年くらいで妊娠できるようになります。1回に4~8頭、年に2~4回も子どもを産むことができます。
1年後には20頭、2年後には80頭、3年後には2,000頭以上に増えてしまう計算になります。
飼育できない、飼い主を見つけることができないなど責任が持てない場合は、不妊去勢手術を受けさせましょう。
また、手術をすることで発情期の鳴き声やケンカ、おしっこの臭いが軽減されることがあります。
最後まで命に責任を持ちましょう
逃げ出して保護された猫は1~2週間係留されたのち、最悪殺処分されてしまいます。のら猫になってしまえば周囲に迷惑をかけてしまいます。
室内飼いであっても、開けたドアから逃げるかもしれません。迷子に備えて、首輪に迷子札を着けたり、マイクロチップを装着しましょう。
万が一逃げてしまった場合は、市ホームページ「飼い猫が迷子になったら、迷い猫を保護したら
」をご確認ください。
また、やむを得ず飼えなくなったときは、飼い主本人が責任を持って新しい飼い主を見つけましょう。
猫が毎日を幸せに過ごせるように、飼い主が最後まで責任を持ちましょう。
迷子札やマイクロチップの装着はしていますか?
迷子札やマイクロチップを装着して、万が一逃げてしまった場合にそなえておきましょう。
令和4年6月1日から「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき、ペットショップなどは犬や猫を販売する前にマイクロチップを装着・登録することが義務付けられています。
購入したら登録情報の変更が必要です。詳しくは環境省ホームページ「犬や猫の飼い主の手続一覧
(外部リンク)」をご確認ください。
制度について詳しくは環境省ホームページ「マイクロチップ情報登録制度
(外部リンク)」をご確認ください。